おかげさまで。

おはようございます。

久々の更新となりました。バタバタでお恥ずかしい限りです。。。

先日、ワインセットを購入いただいたお客様より

「今までの他のセットとは全然違う!凄いコスパです」と

喜びのお声を頂きました。

チョイスした立場としては嬉しい限りです。

遅くなりましたがご参考までにワインセットの白ワインのコメントも載せておきます。

2017 PELORO BIANCO / CASEMATTE

輝きのある淡いイエロー粘性は中庸で澱や気泡はなく若々しさを感じる外観
パワフルさこそはないがはっきりとフルーツと花、海のニュアンスビワやネクタリン、白いユリ、乾燥ハーブスワリングするとホワイトペッパー、海を思わせるミネラルも感じる
苦味を伴った滑らかなアタックの辛口酸味は豊富だが丸い印象、叙々に苦味と塩味が中盤から表現されてくる香りと同じようなフルーツの香りに後味にオレガノやフェンネルなどのハーブが口内に広がり塩味を伴ったフィニッシュへと繋がる

2017 GRUNER VELTLINER WACHREIN / FRITZ SALOMON

輝きのあるやや濃いめの緑がかったストローカラー粘性は中庸で澱や気泡はない外観からは落ち着いた印象を受ける
豊かでアグレッシブなフルーツと少しの還元香まだまだ開く余地がありそう。洋梨、カリンやメロン、スワリングするとホワイトペッパースイカズラ、フリント、還元的なニュアンスは抜けず、嫌気的に醸造された印象
滑らかなアタックの辛口口内を引き締めるふくよかな酸味を初めに、香りに感じられたフルーツのフレーヴァーが加わり、中盤からは苦味が全面に出てボディを構成を成してゆく。心地よいミネラルも終盤から感じられる。初めからの酸味は余韻にかけてずっと持続してゆく印象。
比較的ボディが強く感じられるのでメイン料理とも合わせやすい印象

2017 MUROS ANTIGOS ALVARINHO / ANSELMO MENDES

輝きのある淡いイエロー粘性は中庸で澱も気泡もなくフレッシュな外観
穏やかではあるが溌剌とした果実の印象控えめではあるが花の香りもはっきりと感じられる甘夏、ビワ、セルフィーユ、セージ空気に触れるとリンデンの香りが現れてくる
滑らかなアタックの辛口。フレッシュでシャープな酸味が主体だが中盤からはグレープフルーツの皮のような旨味のある苦味が支配的になりオイリーなテクスチャーを感じる。余韻にかけては軽い塩味を感じる、シンプルだが飽きの来ないフィニッシュ。

2018 GEWURZTRAMINER / DOPFF AU MOULIN

輝きのある淡い黄色がかったストローカラー粘性はやや強くフレッシュな外観の印象
コンパクトではあるが豊かな香り瑞々しいフルーツと花の香りが印象的むきたてのライチ、若い白桃、小ぶりなジャスミンやバラほのかにコリアンダー、潰したピンクペッパーの香り少しメロンのような香りが後半に表現されている
滑らかなアタック 香りに表現されたバラの香りが甘やかに口内に広がるが豊かで丸みを帯びた酸味を伴った辛口中盤からはアルコール分と心地よい苦味が前に出てオイリーなテクスチャーとあいまって結果としてはコンパクトではあるが豊かなボディという印象心地よい苦味は6秒ほどの余韻へと続く
10−12度くらいの少し高めの温度で楽しみたいワイン

2017 RIESLING TROCKEN QBA / WEINGUT KREBS

輝きのる緑がかった淡いイエロー軽い粘性で濁りもなく、若々しさを感じる外観
控えめな第一印象フルーツ主体で少し還元の印象がある空気に触れるとミネラルの蓋が外れてやや発散してくるネクタリンやゴールデンデリシャス カモミール 蜂蜜ペトロールがはっきりと感じられる構成としてはシンプル
シャープなアタック口内を潤す溌剌としながらも豊富だが繊細な酸味が初夏にふさわしい中盤からは香りの印象に感じられた蜜っぽさが広がる豊富な酸が骨格にあるが全体的にはスマートな印象心地よい苦味は持続的な酸味と共に余韻まで続く

2018 ALAMOS TORRONTES / BODEGA CATENA ZAPATA

輝きのある淡いストローカラー 縁は緑がかっている澱や気泡はなく、粘性は中庸若々しさを充分に感じさせる印象
穏やかではあるが溌剌とした瑞々しいフルーツの第一印象フレッシュな白桃 ジャスミンの花やセルフィーユのようなハーブの清涼感
軽やかでスムースなエントリー口内をフレッシュに洗うような豊富な酸味
中盤からは心地よい苦味とアルコール分を伴った味わいが広がるが全体として酸味がボディ全体を引き締めている印象口内では香り同様の白桃、ジャスミンの香りが広がり余韻にかけてはほのかな塩味を感じるフィニッシュは5秒。フルーツの余韻が心地良く持続し、次の1杯がつい飲みたくなる印象
・ボイルした野菜とシーフードを柑橘のドレッシングで和えたサラダ ワインのフレッシュに合わせて柑橘は青柚子や酢橘をお勧めしたい

僕の選んだワインが少しでも皆様のご家庭での楽しみの手伝いになれば幸いです。

引き続き新しい企画も考えておりますので宜しくお願いいたします!!

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The Wine for my father.

こんばんわ。朝倉達也です。

父の日のギフトとして、僕の選んだワインセットを送ったところ

大変喜んでもらえました。よかった〜。

両親は赤ワインが好きなので、赤のセットを送りました。

この場を借りて赤ワインセットのアイテムのコメントをさせて頂きます。

2017 ALAMOS SELECCION PINOT NOIR / BODEGA CATENA ZAPATA
鮮やかなラズベリーレッドの色調。
外観にも感じられたラズベリーや苺のようなチャーミングなフルーツの
香りにほのかに胡椒やリコリスのような香りが溶け込む。
スムースな飲み口で柔らかく溶け込んだ渋味とのバランスが素晴らしい
室温で1時間ほど置いたカマンベールチーズや
甘辛い韓国料理全般、ごま油とも相性が良い。

2017 CATENA MALBEC / BODEGA CATENA ZAPATA
濃いルビーレッドの色調。
クランチーなダークチェリーやブラックベリーの香り
口に入れた瞬間に広がるフルーツの香りを追いかけるように
鉄分やスパイス、豊かな渋味が存分に楽しめる。
グリルやスモークした料理と相性が良いのでシーザーサラダや焼肉、
バーベキューなど家族でテーブルを囲む料理をお勧めしたい。

2010 RESERVA / CASTILLO ARMADO
こんなにお手頃に熟成感を楽しめるのかという驚きの1本。
ガーネット色の外観。
ドライのレーズンやポプリ、ほのかにヴァニラやタバコなどの複雑な香り
味わいにも落ち着きを感じる、柔らかく溶け込んだ酸味と渋味に
後味にカカオのようなビターな余韻が心地良く後を引く。
ハードタイプのチーズや生ハム、焼き豚と試してみてほしい。

2017 ASKOS SUSUMANIELLO SALENTO IGT / MASSERIA LI VELI
高い葡萄の成熟度を思わせる濃いルビーレッドの色調。
カシスやプラムのジャムのような濃縮感とフローラルな香り
果実を頬張ったようなジューシーな味わいが口一杯に広がり
心地よい渋味と酸味が美しいリッチでエレガントなワイン。
酢豚や黒酢あんかけなど、甘味と酸味が共にある料理と楽しみたい。

2010 LA CLOSERIE DE CAMENSAC / CHATEAU CAMENSAC
落ち着きのある濃いルビーレッド。
品種特有のカシスやリコリス、丁字の香りがほのかに感じられ、
品のある樽熟成の香りと調和している。
整った果実の香りと熟成感に溶け込むタンニンが心地よいワイン。
煮込みハンバーグやビーフシチューなど、少し手間暇を掛けたお料理と。

2016 MONSORDO ROSSO / CERETTO
深みのあるルビーレッド。
豊かな黒系果実にスパイスやヴァリラなどの複雑味のある香り
まろやかで凝縮したフルーツの香りにキメ細かいタンニンが溶け込み
構成が豊かでなおかつスタイリッシュなワイン。
ラグーソースのパスタなど、しっかりした味付けのお料理と合わせて。

コンクールのフルコメントとは違い、普段のレストランでは最低限の時間と語彙で最大限の理解と賛同が必要とされます。

もっと自分を磨かなければ!

Break your stereotype!!!

こんにちは。朝倉達也です。

今井商店オンラインでのワインセットも好調で、嬉しい限りです。

商品セレクトにあたっては「一般消費者向けなのにChardonnayやSauvignon Blancといった誰でも知ってるブドウ品種がないのはどうなのか?」などの意見も頂きました。

もちろん正論だと思います。ただ僕は家でワインを飲むときにはChardonnayを飲む機会があまりない。仕事でメインにフランスワインを扱ってる分、そうなのかもしれません。ただそれだけの理由です。

Chardonnayは素晴らしいブドウ品種ですし、認知度も非常に高い、そしてアイテムの幅もあまりにも多い。なので料理との相性がモノを言います。

ですのでChardonnayこそレストランで楽しんでこそ、ソムリエのセンスが問われるのかと思った次第です。

Chardonnayの良さがわかるからこそ、皆様には他の素晴らしいブドウ品種も探して欲しいと思います。

あと意外に皆様が思ってらっしゃる点としては

「ワインは開けたら飲みきらなければならない。」と思っておられる点です。

ワインは空気に触れることで香りや味わいが変化してゆきます。

今回僕が赤ワインで選んだものは全て5日ほど経過しても味わいが落ち込むことなく、楽しむことができるものでした。

僕の良い相談相手であり友人でもある神戸・岡本でワインショップを営む渡辺良平氏も「3日目のワインがいちばんおいしい」という著書を出版してます。

先日はエノテカオンラインでのコラムを書かせていただきましたが家でのワインの楽しみ方は本当に自由です。僕はワイングラスより陶器のカップで飲むこともあれば、屋外で飲むときは氷も入れます。

ワインを勉強する本に書いている作法はもちろん大事ですが、ある程度でいいと僕は思います。

まずはワインというものを好きになること。

そしてその先に自分が興味を持ったことを調べていったらいいと思います。

ブドウ品種、生産過程、生産国、作り手、ワイングラスの形、温度による変化、料理と合わせるとどう味わいが変わるのか。

人によって始めに興味を持つ部分は異なると思います。

ワインは知的好奇心を満たす塊のような飲み物です。

始めは難しいというステレオタイプがあると思いますが、入り口は無数にあります。そしてその扉は常に開いています。あなたが入りたいと願うだけです。

皆様の人生が食を通じて豊かになるよう、これからも自分の知識は隠さずシェアしてゆけたらと思います。

投稿して欲しいトピックスなどあれば、是非是非リクエストしてください。

宿題なしでフリーで文字を起こすと着地点が見つからない性分なので。笑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

皆様良い1日を。

朝倉達也

How did you feel about this period?

こんばんは。朝倉達也です。

ようやく世間が動き始めてきましたね。

自粛期間を皆様はどうお過ごしになられたのでしょうか?

我々のようなレストラン業界は政府の曖昧な表現に各々の良心を問われるような立場に立たされ、自ら選択を迫られる立場となりました。

そこで我々が選んだ選択は「止まらないこと」でした。

どの選択も各々が考え抜いた結果なので間違いはないと思います。

政府がそうなように、その都度修正をかけてもそれは間違いじゃないと思います。

ただ大事にして欲しいのは、この空白の期間は二度と戻ってこないということです。

つまり、無駄に過ごせばその時間は無駄にしかならないということです。

ですから僕はその時間を何かに使えないかと思い、テイスティングや商品開発を行いながら自分自身へのインプット、アウトプットをし続けていました。

この場を借りて僕の行いに賛同してくださりご協力いただいた皆様に深く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

改めて思ったのは飲食業界の中でもワインというのは特筆していて、ワイン業界はインポーター、酒屋、我々のような売り手からエンドユーザーまでを含めてひとつのファミリーだなんだなと思いました。

どれかが止まったら全てが滞ります。常に動かさねばなりません。

このような時だからこそ、アンサー、レスポンス、全てのスピーディーさがモノを言います。

ですので日頃からの当たり前の細やかなやりとり、状況や気持ちのシェアなどがますます大事なんだなと実感しました。

世の中はゆるーく動き出しましたがV字とはいかないでしょう。

ですがこのような自粛期間中の種まきが芽が出るよう信じて明日も頑張ります。

働けて当たり前。

大事な家族や友人が周りにいるのが当たり前。

当たり前の反対語は「有り難いを意味する、ありがとう」です。

どうかご自身の「当たり前」を「ありがとう」に変換して日常を過ごしてみれば目に見える景色が素晴らしく観えるのはないでしょうか?

厳しい状況ではありますが様々なことを考えさせてくれたこの状況に、乾杯!!

日本の心を忘れない。

瑞穂黒松剣菱 / 剣菱酒造

輝きのあるやや濃い目のレモンイエロー 粘性は充分

香りは豊かでボリューム感があり、熟成感も感じられる。

生アーモンド、栗、マッシュルームやカマンベール、食パン。

複雑だがそれぞれの要素は綺麗にまとまっている印象。

アタックは力強く濃醇。口に含むとすぐに円熟味のある味わいが広がる。

ほのかな甘味を伴う厚みのある旨味が味わいの中心にあり、確かな苦味もあるが旨味とのバランスと相まってよりボディに骨格を与える。滑らかな酸味はボディに優しく溶け込み、ナッツやカラメルの香りと共に余韻に繋がるコクを伴った極めてドライなフィニッシュ。

熟成感はありながらも枯れた感じはなく、エネルギッシュな印象。

Mizuho Kuromatsu Kenbishi / Kenbishi Sake Brewery

Appearance is Bright, Dark Lemon yellow. Enough viscosity.

The nose is rich and I can also feel the maturity.

Raw almonds, chestnuts, mushrooms and camembert, bread.

The impression is that each element is complicated but neatly organized.

The attack is powerful and rich. As soon as I put it in your mouth, it will have a mature taste.

The thick umami with a slight sweetness is at the center of the taste, and although it has a certain bitterness, it gives a more powerful to the body in combination with the umami. The smooth acidity gently dissolves in the body, giving it an extremely dry finish with a rich scent of nuts and caramel and a lingering finish.

There is a feeling of maturity, but there is no feeling of withering, and an energetic impression.

ナッツの香りを伴った厚みのある旨みを楽しみたいので霜降り牛のしゃぶしゃぶや、ダブルコンソメやオイルサーディン、鶏肉のピカーダや肉骨茶など旨みの強くオイリーさのある料理と楽しみたい。

剣菱酒造は特定名称(純米とか、本醸造とか)や精米歩合を表記してません。

彼らの家訓は「止まった時計であれ」ということだそうです。

流行に囚われず、自身が美味しいというもの、そして伝統を守りなさい。

、、、かっこいいですよね。

これもある意味のテロワールだと思います。

こんなご時世だからこそもっと考えるべきことはたくさんある。

日本人として、ソムリエとして。

そんなことを思わせるテイスティングでした。

This “Kenbishi” brewery is very proud of its own philosophy and taste. They are very cool sake breweries that are not caught in fashion.

And I want to continue to believe in myself like them!

剣菱酒造株式会社 www.kenbishi.co.jp

人生にスパイスを。

2017 Pinot Noir / Folium

黒みを帯びたチェリーレッド粘性はやや強めの落ち着いた印象の外観


Pinot Noir としては香りのボリュームは強く、フレッシュさもあり、

洗練された技術や設備で醸造されたような印象を受ける。


クランチーなアメリカンチェリー、ネーブル、桜の葉っぱ、フレッシュのセージのような香りの印象。

ピュアなフルーツに木樽由来のヴァニラの香りが心地良くまとまる。現

時点でも香りは開いてはいるが、さらなる広がりも期待できる。


スムースなエントリー、酸のレヴェルは高く口内に広がる溢れんばかりの果実味をスマートに包み込む、包容力のある酸味。

中盤からはアルコールの伴った広がりが前面に感じられ、

そう多くはないが確かに感じられるタンニンがこのワインの発展途上具合を示してる。

余韻にかけては心地良い苦味とスパイシーさが後を引く。


言わずとしれたニュージーランド、マールボロの地でクロ・アンリで経験を積んだ岡田岳樹氏が造るワインです。

彼のワインのフラッグシップはSauvignon BlancですがこのPinot Noir も洗練されていて個人的にはすごく好みです。


Pinot Noirは料理と合わせるには難しいのでは?と思ってたのですがそれは完全なる球体に近いブルゴーニュをイメージしてたからでした。

このワインはバリック(新樽)のニュアンスもほどほどにあって清涼感のあるスパイシーさが余韻に心地良いのです。

家庭料理なら、、、麻婆豆腐です!花椒をたっぷりと効かせた麻婆豆腐と合わせたら好相性でした。

ワインの粘性に合うように片栗粉を調整して、、、家庭でのワインとのペアリングは調理のひと手間でより近づけますね!

料理好きなボクならではのひと手間もまたご紹介できたらと思います!


【輸入元】株式会社nakato https://www.nakato.jp/

【ワイン】Pinot Noir 2017

【生産者】Folium

【生産地】ニュージーランド マールボロ地区


【この生産者を扱ってるワインショップ】ワインハウス センチュリーhttp://www.century-jp.com/

このご時世だからこそティスティングをして下さい!と仰って下さったパートナーの皆さまには心より感謝申し上げます。

自分の歩幅ではありますが、味わい、感じたことをフィードバックしていけたらと思います。

ティスティングは続いてゆきます、、、、、

夏のお嬢さん

2016 Reserva Costera Sauvignon Blanc / Torreón de Paredes


鮮やかで輝きのある淡い緑がかったレモンイエロー

粘性は中庸でフレッシュな印象
香りはクリーンで既に開いており香った瞬間に青空と草原が目の前に広がった。

フレッシュなシトラスやグレープフルーツ 、

木の芽の様な清涼感を伴うアロマティックさがあり

空気に触れるとコリアンダーシードやコブミカンのような香りも。

フローラルさもあり、フルーツやハーブの印象とあいまってより一層このワインを新緑、初夏に楽しみたい印象を受ける。シンプルではあるが表情が豊かで飽きのこない香りの印象。


溌剌としたフレッシュ感のあるアタックの辛口。

口内を洗い流すような厚みのある豊かな酸味は

中盤から広がるリッチなテクスチャーに旋律の様に繋がる。

香りにも感じられたシトラスフルーツに山椒や木の芽のような爽やかなスパイシーさが加わりフィニッシュには甘夏の皮のような美味しい苦味が浮かび、スパイシーさと共に余韻にまで長く続いてゆく。

Appearance is Bright, brilliant pale greenish lemon yellow.
Viscosity is moderate impression.

The nose is clean and already opened.
The blue sky and the meadow spread in front of me at the moment when I smelled.
Fresh citrus and grapefruit,
There is an aromatic with a refreshing feeling like a tree bud
When exposed to the air, it gives off a scent like coriander seed or kobumikan.
It is also floral, and it has an impression of fruits and herbs.
I get the impression that I want to enjoy this wine even more in the fresh green and early summer.
The impression is simple but rich in expression and never tired of scent.

A dry attack with a lively, fresh feel.
Thick rich acidity that rinses out the mouth spreads from the middle palate,
And It connects to the rich texture like a melody.
Citrus fruit with a fragrance like sansho and tree buds
Refreshing spicy is added and the finish flles like “Amanatsu’s’ skin.
It has a delicious bitterness and finishes for a long time with spicyness.


ティスティングする前はもっとサラリとしてるのかなと思いきや、

中盤から厚みが出てきて意外な印象を受けた。

詳細チェックするとシュールリーしてるとこのと、ふむふむ。


あえてピーマンと合わせてみようと思い、ならば禁断の卵も!という事で鶏ミンチとピーマンと玉葱でスパニッシュオムレツを作ってみた。

味付けは塩胡椒のみ。もちろん化学調味料なし。


思った以上に好相性。鶏なのがよかった、豚や牛では脂分が強い。


順当なところなら、セビーチェ、ワカモレ、鶏ヴァージョンのタコスであろう。


通常2月に収穫するチリで最も冷涼な地域のひとつ、レイダヴァレーで3月まで収穫を待ち、ハンドピッキングするストイックさ。

チリやアルゼンチンの近年の高品質さをこれからも見守り続けたいと思う。


【輸入元】株式会社日智トレーディング 問合せ akutagawa@niche-trading.co.jp
【注文先】株式会社コヤマカンパニー web@koyama2525.co.jp

生産者、輸入元、酒販店、お客様が全てあってこそのソムリエです。

ボクに今できるのは、モノにより価値を付けて少しでも業界でモノがまわってゆくように発信することと考えます。
コロナウイルスは我々に当たり前の世の中への警鐘と、

個々で考えるチャンスを与えてくれたと思ってます。


ティスティングは続く、、、、

こんな時代だからこそボクができること。

こんばんわ。アサクラタツヤです。

もはや説明不要のこのご時世。情報は入り乱れてますよね。

だからこそ、情報の取捨選択は大事だと思います。

そして、世界的に情報の発信ソースがフラットになっている今だからこそ自分にできることを探してゆこうと思ってる次第です。

ソムリエにできることは何か?

そもそもソムリエを含むサーヴィスマンの意味は料理やシチュエーションに対してベストなサーヴィスを行うことで付加価値をつけること、、に限ります。

じゃあこの自粛ムードでは何ができるのか?

ずっとずっとずっと考えた結果。

自分の知識をシェアすることでアフターコロナの際にそれぞれが再発信できる材料を用意出来るための手伝いをしたいと思いました。

単純に繋げやすいのはボクがソムリエである以上はワインのテイスティングです。

真剣にワインと向き合って、その表現方法やサーヴィス方法などを提案する。

これはソムリエの日常では当たり前です。

ボクはそこで考えたのは、、、

「ソムリエは味わうことのスペシャリストである」という定義を持ち

ワインではなく例えば日本酒、紅茶、日本茶などなど、、、

様々な業種の皆様の商品を味わって発信していく事をしようと思っています。

この試みに賛同を頂き有難いことに現時点でも多数の協賛を頂いてます。

しかしながらボクも若輩者ですのでもっと皆様からの要望や依頼を欲しています。

どうぞお気軽にご相談くださいませ。

My individual opinion

こ無沙汰してます。朝倉達也です。

もはや誰がこんな事態になると思っていたかこのご時世。

ボクの職場も例外でなく、本日より自粛閉店しております。

SNSは一瞬で拡散されるので、この状況にて軽率な発言は控えようと思い、おとなしくしておりました。

ですがようやく気持ちがまとまったので、投稿させて頂きます。

ご存知の通り、飲食業界は窮地に立たされています。

そして強制力のない宣言の為に、全ての業種が各々の判断に委ねられているという状況にあります。

我々の業種に関して言えば、自粛するか細々と開けるか、はたまたテイクアウトをするか。

それぞれ雇用形態、運営、立地など含めて全てが異なるので各々の判断はbetterなんだと確信しています。

こんな時期だからこそ、ニーズはあるとは思います。

だからこそデリバリー、テイクアウトなんでしょう。

じゃあ何故我が国がズルズルと感染を増やしているのか?

各々の自分への甘さです。

「私は大丈夫」

「健康維持の為だから、ジョギングくらいはいいでしょ」

この感染拡大の結果はそれの積み重ねです。

ボクは政治の事にはあまり詳しくもないし口も出したくないですが、

行政の自粛指示に従わないくせに行政への文句は言うな!

とひっそりと思います。

自営業で花の仕事をしてる妻とも話をして、妻にもそう勧めました。

ブライダルの仕事が殆ど無くなり、行き場のないお花が我が家には大量にありますし、この間の収入は全くないので小売りや配送も考慮したのですが長い目で見て、

今現在の小さなニーズより、今自分が自粛して耐えることにより業界全体の未来へと繋がるのではないか

そして

潔く自粛することにより、顧客は我々をより大事に思うのではないか

と思うが故、この意見を述べさせて頂きました。

とは言えど、それぞれの運営形態、雇用環境の違いはあるのでもちろんこれはボク個人の意見です。

ではbetterでなくbestは何か?それは、、、

潰れないことです。

生き残る手段はそれぞれに委ねられるでしょう。

ですがボク達はこの経験を頑張って乗り越えて数年後には

「あの時は大変やったけど、いい経験になったよね」

「普通に家で食卓を囲めるのって、幸せなことなんだね」

「でもたまに外食するのもいいよね」

と笑って話せるようになっているはずです。

そしてこの情勢はそれぞれの食卓の在り方を見直すいい機会になれば思っています。

朝倉達也

レストランでワインを飲むと美味しい理由

どうも。朝倉達也です

タイトルだけ見ると大層な感じになりますが、、汗。

今日はちょこっとワインのお話です。。

確かにレストランでワインを飲むと美味しいものです。

そこには色々な要素があって、もちろん我々は美味しいものを胸を張って提供してるのは大前提で、、そこに適切なグラスの形状だとか、もちろん空間の雰囲気とか、様々なファクターが加わります。

では、逆説として、

家で飲むワインが美味しくない理由、、というよりは

家で飲むワインが美味しくなかった、、

この理由はだいたいほぼ一つなんです。。。

温度が適切でない。

これに尽きます。

例えばある家庭でお父さんが、、、

「よーし、今日は家で家族と食事だ!せっかくだしオシャレにワインでも買ってみよう。赤は渋いし、白にしよう。スッキリしておすすめと店員さんも言ってたし。。」

家に帰って冷蔵庫に入れて、30分後に夕食。いざ開けてみると、、

「お父さんこれ全然すっきりしてないじゃん、むしろ苦い」

「えーワインってあんま美味しくないのね、お母さんチューハイちょうだい!」

なんだか可哀想なお父さん。

それもそのはず。買って帰ったワインはだいたい温度が上がってるんです。

氷水に漬けるのと冷蔵庫に入れるのでは温度変化も違います。

こういった事から、ワインが一般家庭で美味しく注がれない理由の大きなものとして温度管理ができてない、という点が挙げられます。

ウォームアップをしてないスポーツ選手にいきなりハイ!試合ですよ!って言ってるのと同じようなものです。

しかしながら、ワインセラーなんて大体の家にはないと思うので、とりあえず赤も白も5時間くらいは冷蔵庫にいれましょう。冷えすぎても冷蔵庫から出せばすぐ温度は上がります。

余談ですが僕も外食をした店で頼んだワインが薪焼き台の側にクーラーごと置かれて、遠赤外線をしっかり浴びた20度くらいの白ワインを注がれた経験があります。味わいは、、想像にお任せします。笑

今の世の中はスーパーでも非常に対価格において高品質なものが多くあります。

(ちなみに我が家のデイリースパークリングワインは580円です。)

なので温度さえちゃんと管理できたら、もっと楽しいワインライフを送れますよ。

今日とか明日とか、近々飲むワインはとりあえず赤も白も冷蔵庫へ!!!

みなさまにもっとワインを身近に感じてもらえるよう、僕なりの考察をシェアしてゆけたらと思います。

ではでは。朝倉達也でした。