WSET Diplomaへの道

ご無沙汰空いております。朝倉達也です。
タイトルの通り、今週末よりスタートするWSETのDiplomaのプログラムの準備で追われておりました。

そもそもWSETって何?Diplomaって何?と思われてる方が多いと思いますので簡単に説明しますね。

WSETとは?

WSETはロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関で、ワイン業界をサポートするイギリスの
ワイン商組合「Vintners Company」により1969年に設立され、現在では世界70ヶ国以上でWSETの教育機関が
運営され年か95,000人が認定試験を受験する国際的に認知度のある教育機関です。

ワインは4段階のレベルに分かれ、各コースの最後には認定試験があります。
DiplomaはWSETのワインの修了コースの位置付けであり、Diplomaを取得すればワイン界の最高峰の
資格であるMaster of Wine(通称MW)に挑戦することが可能となります。現在日本人のMWは1名のみ。

修了まで最速で2年、6つの科目を全てPassするのが取得条件

プログラムは6つのユニットに分かれ、各ユニットの試験を全てPassする必要があります。
もちろん全て英語の筆記。

D1:Wine Production
D2:Wine Business
D3:Wines of the World
D4:Sparkling Wine
D5:Fortified Wine
D6:Research Assignment

僕はOnline Courseのカリキュラムなのですが、全てのユニットに対してE-Textが配布されるのですが
全て300ページ近くあり、専門用語だらけの翻訳に一苦労です。
けれどもWSETのプログラムはワインを体系的ではなく、ロジックで学びます。

いわゆる、「このワインはなぜ凝縮した黒いフルーツの香りがあるのか?」という疑問に対して、
「この産地はこのような気候や土壌で、◯◯◯という醸造や熟成方法を取るのでこんな香りになります。」という
理論的な裏付けを言葉にして説明できるようになります。いわゆる腑に落ちる、という訳です。

側から聞くと気が遠くなるような挑戦かもしれませんが、現在では国内では80名近くの資格保有者がいます。
嬉しいことに僕の周りにも比較的沢山おり、みんな色々情報のシェアをしてくれます。

コンペティションは勝つために努力をしますが、資格取得はその目標のために助け合う事が良いと言われます。
いわゆるスタディバディという関係性ですね。

WSETのメソッドは本当に自分の為になりますし、今後Diplomaを目指す人のためにも
今後は定期的にDiploma挑戦記を記していこうと思っています。

不定期なブログですみませんが、引き続きご覧いただけると幸いです。

朝倉達也


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